【私の本棚】モヤる言葉、ヤバイ人~自尊心を削る人から心を守る「言葉の護身術」

ジェンダーに関する本棚に置いてあり、中身を少し見たら面白そうだったので読んでみました。

いろいろなケースでもやっとくる言葉を取り上げてそれに対する対処法を紹介されています。

 

文章がとても面白くて、所々声を出して笑ってしまう箇所もありました。対処法についてはちょっと実践は難しいかもしれないです…(^^;)

女性男性と言う声をめぐっての差別的な発言であったり考え方であったり、著者の考え方を読みながら自分自信についても考えるきっかけとなりました。

 

特に上の世代、おじさん世代の女性に対する差別的な発言などが先日もニュースで取り上げられているのを見ましたが、女性を尊重しない、軽んじている男性は本当に多いんだなぁと感じます。

もちろんおじさん世代だけじゃなくて、おばさん世代についても「私たちの世代は…」みたいなことで価値観が凝り固まってる人もいるように思いますが…

いずれにしても性に対する価値観が変わりつつあるとは言えまだまだフラットにはなっていない世の中だなぁと思います。

また見た目に対する差別(こういうのをルッキズムと言うらしい)についても考えるきっかけとなりました。

 

今回この本を読んで、思った事は、子供にこれをどうやって伝えていこう、と言うことです。

本の中でもいろいろなやばい発言が取り上げられていますが、そもそもこういった発言が出てくるのって幼少期からの価値観の影響もすごく大きいんじゃないかと思いました。
そして幼少期の価値観に影響するのって、家族や周りの大人の発言や態度だと思うんです。

男だからどうとか女だからどうとか偏った発言をしている大人が周りにいると、子供はそれを当たり前のものとして受け入れてしまうし、
人の見た目について平気で悪く言ったりする大人がいれば、そういうことを人に言っても平気だと子供は感じ取ると思います。

私は小さい時に外見について親や同級生からネガティブなこと(太っている、ブス等)を言われた影響で、ずっとそれがコンプレックスでした。
ある程度の年齢で痩せたりしたこともあり、容姿に対するコンプレックスは減ったものの、幼少期の周りの人間の心ない発言って、本当に何年も心の傷になるんだなぁと実感しています(今思い出しても嫌な気持ちになるし)

親については悪気があって言っていたわけじゃない事は(太っていることを否定している訳ではなかった)、大人になった今ならわかるけど、その当時はただ容姿へのコンプレックスを植え付けられただけの行為だったと思い、その点に関してはひどいことされたなぁと思います。

見た目について無神経(と感じられる)な発言をする父親に対して母親は特に何も言いませんでしたが、今思えばそこで父親に対して注意するとか私に対してフォローするとかそういったことがあったらもっと変わっていたのかなあと今思います。
自分だけじゃなくて、周囲の発言に関心を持つのも必要かと。

自分の子供にはそういった発言は絶対にしたくないし、周りの人のことも性別や見た目でジャッジする人間にはなって欲しくないと言うメッセージは伝えていきたいなと思います。

 

本書については、ジェンダー等について取り上げつつも堅苦しい本ではないので女性男性問わず読んでほしいです。

私は「こんな発言しちゃってたな」とか「こういう考え方もあるな」という新しい発見があったので身近な性について考える良いきっかけが得られると思います。